Awazaとは

Awazaは「椅子の人間工学」を取り入れ開発された、長時間座る人のための「腰にやさしい」椅子です。

Awazaチェアシリーズは、40年におよぶ日本人のための椅子の設計・開発の経験から、どのような寸法・座背の傾斜角度が日本人に合っているのかを人間工学の研究に基づきデザインされています。

  • 「肘」

    肘は手の平をのせてちょうど良い高さ(やや低め)。肘は腕を支え(両腕の重さは全体重の16%)肩の筋肉の負担を軽減するばかりでなく、立ち上がる時の支えになります。邪魔にならない短めの肘がお勧めです。

  • 「背」

    背骨の支柱の中には脳からくる神経が通っています。腰痛も含め健康上、特に重要な体の部分を支えます。背の角度は垂直から10°~15°程、上下左右の3次元カーブで骨盤の上部から背の支持中心をしっかり押さえ背骨をS字状にサポートするのが理想です。

  • 「座」

    座面は日本人の体には傾斜が緩やかなものが適しています。座面の高さは靴を脱いだ状態であれば、身長の1/4プラス1cm。靴を履いた場合はプラス2cm。座面の厚さは底付きしないやや固めのカーブ付きクッション、座位基準点で座骨結節をしっかり支えるのが理想です。

  • いのうえアソシエーツ

    新宿リビングデザインセンターOZONE「腰の椅子」Awaza ギャラリー(新宿パークタワー6階)にショールームを構えています。

  • Designer

    井上 曻
    武蔵野美術大学、(株)岡村製作所開発部をへてCranbrook Academy of Art 米国(修士)卒。
    (株)いのうえアソシエーツ代表取締役。事務用椅子、天童木工の椅子他、椅子のデザイン多数。
    生産総数で400万台をこえる実績をもつ。
    日本インテリア学会会員(社)日本インテリアデザイナー協会会員
    著書:「椅子」人間工学・製図・意匠登録まで(建築資料研究社)

  • Designer

    井上正人
    東京造形大学卒。
    (有)石岡怜子デザインオフィス等をへて
    2010年より(株)いのうえアンシエーツへ参加。
    Awaza MAD1-MA02の開発設計を担当。